ついにスペイン滞在も終わりで、次の目的地、モロッコのマラケシュに移動します。バルセロナの空港から、この旅行初めてのRyanairのフライトです。Ryanairでの予約の方法や注意点などは以前の記事をご覧ください。
Ryanairのカウンターは激混み｜3時間前到着を推奨
余裕を持って3時間前を目処に来ましたが、それでもかなり並んでいました。2時間前とかに来ていたら、結構ギリギリになってしまったのではないかと思い、冷や汗をかきました。カウンターも2つ、3つぐらいしかなかったので、Ryanairに乗る人は、特に荷物を預けたりする人はできれば3時間前に空港に着くことをお勧めします。
Priority & 2 Cabin Bagsオプションは必要か？
座席の上の棚に荷物を置けるようにオプションを追加しました。これは後で気がついたのですが、どうもこのオプションは棚へ荷物が置けることを保証しているというよりは、単に機内に入る順番が早いというだけでした。それでも結局列には並ぶので、空港に着く時間が遅れたりすると、すでに棚がいっぱいで置けない、ということもあるのではないかと思います。
この後マラケシュからロンドンまで再びRyanairのフライトで移動したのですが、このときはPriority & 2 Cabin Bagsというオプションをつけませんでした。これは座席の下に入る荷物と、上の棚に置く荷物の2つを機内に持ち込める、というオプションです。オプションをつけないと椅子の下に入るサイズの荷物しか機内持ち込みができません。ロンドン行きの飛行機は、空港で待つ際にそもそも列が異なって、遅い列の方に並ばされました。ただ、たまたまその日はそんなに混んでなかったのか、座席の上の棚が空いていました。荷物を足元に置けなくもなかったですが、上の棚に入れてしまった方が足元が広くていいな、と思ったのと、特に誰もオプションを買っているかどうかなんてチェックしていなかったので、棚に置きました。なんだ、オプションつけなくても十分だったな、とそのとき思いました。
Ryanairでは空港コードの確認が超重要
マラケシュ行きの航空券は、実は色々と問題が起きていました。1つは出発数ヶ月前、もう一つは出発時です。
トラブル1：フライト時間が勝手に変更
1つ目ですが、ちょうどマラケシュに夕方着くぐらいの飛行機があって、これなら最終日に午前中ぐらいはバルセロナ観光できるかな、と思って予約しました。ところが購入して3ヶ月後ぐらい、出発の3ヶ月前ぐらいに、その飛行機は飛ばなくなった、時間が変わって出発が18時で到着が19時半だ、そっちの飛行機に自動的に振り替えた、という連絡が来ました。夜に着くのは困るなー、と思ったのでコールセンターに連絡して別の飛行機に変えてもらう必要がありました。キャンセルされるよりは良かったですが、こんなこともあるのかと驚きました。変更はチャットなどコールセンターでやってもらう必要があるので、英語が必須です。チャットならChatGPTなどに翻訳してもらいながらできるとは思いますが、そのような対応も大丈夫、という人でないとRyanairを使うのは厳しいかも、と思いました。
トラブル2：空港コードの罠
この時たまたま気がついたのですが、バルセロナ市内から一番近い空港は「バルセロナ・エル・プラット空港」で、空港コードはBCNです。元々のチケットは「ジローナ・コスタブラバ空港」、空港コードGROという市内からは2時間以上もかかるような空港で取っていました。Ryanairは気をつけないと、発着料金の安い地方の寂れた空港を使って、近い都市の名前で呼んだりするので、混乱します。
トラブル3：出発1時間遅延
2つ目は、空港内が混んでいたのか出発が1時間遅れたことです。なぜか着陸した時は無事着いた、とばかりに乗客が拍手をしていました。
まとめ：Ryanair利用時の注意点
トラブルはありましたが、無事にマラケシュに着きました。
Ryanairを利用する際のポイントをまとめると：
- 空港には3時間前に到着する
- 空港コード（BCN、GROなど）を必ず確認する
- Priority & 2 Cabin Bagsオプションは混雑状況次第
- フライト変更の連絡はこまめにチェック
格安航空ならではの注意点はありますが、うまく使えばヨーロッパ内の移動費を大幅に節約できます。
ちなみに今回の飛行機は家族三人で438ユーロ（約76,000円）でした。
次回からはモロッコ・マラケシュ編がスタートします。ヨーロッパとはまた違った雰囲気の、エキゾチックなマラケシュの街の様子をお伝えします。
