長期旅行のTips:荷物を郵送して身軽に
今回はマドリード番外編で、郵便局から荷物を発送する方法について紹介します。
長期旅行だとお土産を買ったりして荷物が増えてきたり、移動する国の気候によっていらなくなる衣服など出てきます。途中飛行機の移動があると、荷物の重量を気にして場合によっては超過料金を払わないといけません。また、そうでなくても重たいスーツケースを持って移動するのは大変です。そこで途中に家族など日本に荷物を送ってしまうと便利です。
サンセバスチャンが寒かったので、少し暖かめのジャケットやズボンなど衣類を着込んでいましたし、お土産で重くて嵩張るものも買っていました。この後の旅程で飛行機移動も控えていたので、重たくて嵩張るものはもともと日本に送ってしまおうと計画していました。これで数キロ軽くなるので、家族三人分となると移動がかなり楽になります。
スペインから日本への発送方法
郵便局「Correosコレオス」を利用
スペインの郵便局は「Correosコレオス」という名前で、黄色いロゴマークが目印です。平日の昼間に行くと比較的空いているのでおすすめです。

発送オプション:SAL便がお得
荷物はSAL便で送ると値段を抑えられ、かつ航空便よりやや遅いぐらいの日数で送ることができます。
梱包について
箱は郵便局で買えるので、特に準備しなくても大丈夫です。その場で荷物を詰めて梱包してもらえます。
事前準備が重要
郵便局に行く前の準備が一番大切です。送り主の名前、パスポート番号や、受取人の名前、住所、電話番号など、郵便局に行く前にスマホのメモなどに書き出しておくと便利です。受取人の情報は結構細かく必要になるので、リンク先のサイトを参考にして、事前にしっかり準備しておくことをおすすめします。
こちらのサイトが非常に参考になりました: スペインの郵便局から荷物を送る方法は?送料を安くしたり追跡する方法は?
実際の発送体験レポート
郵便局に入ると番号札の端末があって、発送か受け取りどちらかを選んで番号札をもらいます。荷物を送りたい時は、enviarです。(受け取る人はRecogerを選びます。)番号札が出てきて、呼び出されるのを待ちます。

私が行ったのは平日の昼間だったからか全然お客さんがいませんでした。カウンターの人が英語があまり分からない人で、自分のカタコトのスペイン語でなんとかなりました。スマホでGoogle翻訳とか持ってないのか、と聞かれましたが、なんとかなるだろうと思って使いませんでした。隣のカウンターにいた人はやや英語が話せる感じだったので、スペイン語話せなくてもなんとかなると思います。
色々と格闘して、20分ぐらいで無事荷物の発送手続きができました。
発送した荷物と効果
今回送ったのは、サンセバスチャンが寒かったので着込んだ少し暖かめのジャケットやズボンなどの衣類をメインで送りました。あとはサンセバスチャンで買ったお土産で重くて嵩張るものを入れました。これで数キロ軽くなったので荷物を送ってよかったです。
箱代も含めて全部で45.65ユーロ(約8千円)でした。
長期旅行者へのアドバイス
お土産をたくさん買う方や、季節をまたぐ長期旅行をしている方、移動回数の多い旅程の方、そして私たちのような家族連れで荷物が多い方には特におすすめです。
ただし、基本的なスペイン語フレーズを覚えておいたり、手続きに30分程度の時間的余裕を見込んでおくこと、パスポートの持参、そして営業時間の事前確認は忘れずに。
まとめ:スペインからの荷物発送は意外と簡単!
当初は言語の壁に不安を感じていましたが、実際にやってみると意外とスムーズに進みました。長期ヨーロッパ旅行で荷物に困ったら、ぜひスペインの郵便局を活用してみてください。
数キロ軽くなったスーツケースでの移動は本当に楽で、「やってよかった!」と心から思える体験でした。
次回はマドリードからグラナダまで電車で移動した体験についてお伝えする予定です。お楽しみに!