事前準備:スマホのデータ通信を海外でも使えるようにする

事前準備

今回も事前準備編で、海外でデータ通信を使うためのeSIMについてです。
海外旅行に行くと、スマホからインターネット接続ができなくなります。一時期〇〇のWifi、などの広告が流行ったせいか、海外旅行=モバイルWifiみたいなイメージがあるかもしれません。それよりももっと手軽にインターネット接続ができる、eSIMを使ったサービスを紹介します。

海外旅行はeSIM一択

結論から言うと、eSIMを使ったインターネット接続が一番良いと思います。理由は手軽さと料金です。

私も以前はeSIMを使ったサービスは知りませんでした。そのため国内キャリアの海外通信オプションを使ったり、モバイルWifiをレンタルしていました。これらは問題があって、特に長期旅行には全く向いていません。

1つは値段が高すぎることです。国内キャリアの海外ローミングサービスは、1日で数千円とかなりの高額です。例えばドコモは「最大2980円/日」と書いてあります(2024年10月時点)。しかもたったの25MBで2980円です。これだとGoogleマップで地図検索するぐらいですぐに上限に達してしまいます。
https://www.docomo.ne.jp/service/world/roaming/giga-shihodai/apply/

モバイルWifiも同様に高すぎます。1日あたり千円以上します。例えばCMで有名なこちらのモバイルWifiをヨーロッパの一カ国で使うと、1日あたり1460円です。
https://www.imotonowifi.jp/plan/?agent=PGD#single

これだと1ヶ月単位で旅行する人には高すぎです。データ通信だけでモバイルWifiでも4万円コースです。

海外通信オプション、モバイルWifiがお勧めできない2つ目の理由は、利便性です。特にモバイルWifiはあまりにも使い勝手が悪いです。国内キャリアによる海外通信オプションは、やろうと思うと分かるのですが、まずどうやって契約したら良いのか、さっぱり分かりません。あまり使う人がいないからでしょうか。昔は携帯電話を契約する時に、月々のオプションとして海外通信オプションがついていましたが、あの記憶があるからか、月々の契約オプションに入れないと使えないのか、その都度スポットで使えるのか、あまりよく分かりません。
モバイルWifiの場合は、使う時がかなり不便です。モバイルバッテリーのような1kgはないけど結構重たいものを持たされて、しかもこれを常に持って電源を入れておかないと使えないのです。少しでも重たいものを減らそうとしているのに、こんな重たいものを持たされるのは不便です。また、使いたいときに電源を入れないといけない、そして結構バッテリーの減りは早いです。

言い方は悪いですが、eSIMを知った後に以前モバイルWifiを借りていた自分を振り返ると、自分はなんて情報弱者だったのか、なんというぼったくりに遭っていたのだろうか、と悲しくなります。

eSIMとは

スマホを契約するときに、物理的なSIMカードを最初に入れると思います。そのカードにドコモやAUなどの、携帯キャリアネットワークに繋ぐための設定情報が入っています。eSIMはそれの電子版というもので、物理的なSIMカードを使わずにスマホの設定とeSIMサービス事業者のアプリの設定だけで、現地の携帯ネットワークに接続できるというものです。

モバイルWifiなどと比較すると値段も安く利便性も高いです。何せ普段使っているスマホを日本にいる時と同じように使って、インターネット通信もできるからです。難しい点は最初の設定と、そもそも対応しているスマホでないと難しい、という点ぐらいです。SIMロックがされているような、古い端末を持っている人だと、まずはスマホを買い替えるところから、SIMロックを解除してもらうところから、などと結構面倒です。Androidはよくわからないですが、数年以内に発売されたiPhoneを持っている人であれば、まず問題なく使えます。

どのeSIMサービスを選ぶか

海外旅行、eSIMなどと検索するといくつかの事業者が出てきます。私は一社しか使ったことがなく比較ができないので、どこを選ぶかはご自身で検索して好きなところを選べば良いのではないかと思います。

私が今回のヨーロッパ旅行で使ったのはubigiというサービスです。アプリをインストールして、SIMロックの解除やらスマホ側の設定が最初に必要ですが、それ以降はアプリ上で行く国と機関を選んで、料金を支払えばすぐに使えるようになります。他のサービスはわからないですが、ubigiで便利なのは初期設定さえ終わっていれば、直前でもアプリ上で購入して利用開始できることです。また、複数の国に行く場合など、「ヨーロッパ30日10GB」など国を特定しなくても利用できたり、利用したいデータ容量を選べることです。データ通信量を使い切ったら、追加で買えば良いので、個人的には使い勝手が良かったです。料金もヨーロッパ30日10GBだと2600円(2024年10月時点)など、モバイルWifiや海外ローミングサービスと比較すると安いです。

ヨーロッパではほとんど問題なく使えました。一部の国で場所によっては繋がりにくいところがありましたが、概ね問題なかったです。

ちなみに利用者による優待コードがあります。夫婦や家族で行く場合は、まず誰かが最初に購入しておいて、紹介コードを使って購入すると2割引など安くなります(2024年10月時点)。
こちらのコードも使えます。

1ZBD9XW3

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  1. Ubigi アプリをダウンロードします。
  2. eSIM をインストールします。
  3. 190 ヵ国/エリアで、手頃な価格のモバイル データをすぐに利用できます。SIMカードの交換や高いローミング料金は必要ありません。

まとめ

海外旅行に行く前に、スマホから現地でデータ通信ができるように、eSIMを使えるようにしておくことを紹介しました。モバイルWifiしか知らなかった、という人はぜひ次回以降試してください。

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