今回の旅行ではホテルでの宿泊が多かったのですが、その時に役立ったのがMarriott Bonvoyカードです。マリオット系列のホテルの宿泊で活躍するクレジットカードで、クレジットカードの年間利用料に応じてポイントが貯まったり、無料宿泊券がもらえるカードです。
クレジットカードの特徴
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードというのが正式名称です。年会費が49,500円(2025年4月現在)とかなり高いですが、旅行によく行く人には便利なカードです。
無料宿泊特典
年間の利用料が150万円を超えると、翌年無料宿泊特典が1泊分もらえます。マリオット系列のホテルにはポイントを利用して宿泊できるのですが、このポイントがで5万ポイント以内のホテル、日程であれば無料で宿泊できます。5万ポイントというのがどれぐらいかというと、リッツカールトンのような高級ホテルには泊まれないですが、ウェスティンなどのもう少し下のグレードのホテル(それでも十分高級ですが)には泊まれるぐらいのポイントです。
Marriott Bonvoyのエリート資格
マリオットの会員向けのステータスがあるのですが、クレジットカードを作ると自動的にゴールドエリートという資格にアップグレードされます。特典は時々変わるのですが、2025年4月現在だと、例えばウェルカムドリンクがもらえるとか、部屋のアップグレードが受けられるとか、レイトチェックアウトが受けられるといった特典があります。
さらに年間400万円クレジットカードを利用すると、プラチナエリート資格というのがもらえます。これだとレイトチェックアウトが午後4時まで可能になったり、スイートルームを含む部屋にアップグレードされたり、ラウンジの利用が可能になったりします。
ヨーロッパ旅行での使い方
今回の旅行ではなるべくポイントを使ってホテル代を浮かせようと考えていました。そのため1年以上前から、なるべく普段の買い物を全てMarriott Bonvoyカードに集約させました。税金の支払いなどもクレジットカード決済ができるので、カード決済できるものを全て集約させて、まずプラチナエリート資格をゲットしました。
ポイントによる宿泊
150万円の条件はクリアしているので、無料宿泊1泊分がまず獲得できます。また、ポイントも20万ポイント近く貯まったので、2ヶ月の間でマリオット系列のホテルが使えるところは極力ポイントを使うようにしました。結果的に9泊分を貯めたポイントで宿泊できました。夏のヨーロッパはベストシーズンでホテルは高いので、9泊分でも宿泊費が浮くのはかなり大きかったです。
また、部屋のアップグレードがあったりしたので、大きな部屋や角部屋に泊まれたりして快適でした。
レイトチェックアウトの活用
プラチナエリートの場合午後4時までレイトチェックアウトができるので、出発が昼過ぎの日などは助かりました。日中は暑いので、昼過ぎに部屋に戻ってシャワーを浴びたり、涼んで休憩できたりと、非常に良かったです。
ラウンジ利用
意外と助かったのがプラチナエリートの特典についているラウンジの利用です。まず、ラウンジ利用ができると、朝食や軽食が取れるので、朝食代が節約できました。また、昼ごはんを多めに取った日など、レストランではもう食べられない、という時に、ホテルのラウンジで軽く食べて夕食の代わりにすることもできました。
2度夜行列車に乗る機会があったのですが、そうすると夜までホテルにいることになります。れいとチェックアウトでも4時までなので、その後は部屋に戻れません。ラウンジへのアクセスは部屋を出た後でも大丈夫だったので、ラウンジにアクセスするためのカードキーをもらって、電車の時間になるまでそこで休憩することができました。また、ラウンジにアクセスできる間、シャワールームも使えたので、夜電車に乗る前にシャワーを浴びて、さっぱりしてから出かけるということができました。
まとめ
Marriott Bonvoyカードについて紹介しました。1年以上前から長期的にポイントを貯めておいて、長期旅行の時に一気に使う、プラチナエリート資格を取得する、ということをしておくと便利です。
まだカードをお持ちでない方は、こちらのリンクから申し込みをして3ヶ月以内に30万円以上使うと、45,000ポイントもらえます。
