引き続きスペイン、サンセバスチャンです。新しい街に来たときに、ガイドブックをもとに観光地を巡るのも良いのですが、個人的におすすめなのは現地のガイドツアーです。今回はガイドツアーについて紹介します。
現地のガイドツアー
個人的にどこに行った時でも、特に初日など到着後早い段階で極力ガイドを探します。ガイドブックに紹介されている場所でも良いのですが、あまり背景の歴史や見どころを知ることができません。有料ですがガイドを雇って案内してもらうと、その辺りの知識を学べます。また、少人数のグループツアーならその都度気になったことを聞けて便利です。
なぜ到着後早い段階でいくと良いかというと、まず大まかに場所や歴史などを紹介してもらい、おおよその地理や気になる場所が分かるからです。ガイドにレストランも聞けるので、ランチ、晩御飯の場所を探すのも楽になります。ちゃんとした旅行ガイドのライセンスを持った人によるガイドが良いですが、小さな街だとない場合もあって、そんな時はAirBnbなどでもガイドツアーを探せます。
例えば私が参加したのは、こちらの個人ガイドの方が行っているツアーです。

たまたまですが同じ日に予約していた人が来なかったので、プライベートツアーになりました。
このツアーのおかげで、サンセバスチャンの大まかな歴史がわかりました。
- 漁師の街として始まったこと
- 捕鯨が盛んだったこと
- 大火で何度も旧市街が破壊されたこと
- マリア・クリスティーナのお気に入りの街になったこと
また、ガイドブックではわからなかった現地の風習を知ることができました。例えば
- ガストロノミーというのがあって、その場所を普通の建物と見分ける方法がある
- バスクデペロタという手でやるスカッシュのような競技があり、その競技場が旧市街にある(バスクデペロタをやる人に場所を使う優先権がある)
- 闘牛場があった
などです。

話はそれますが、海賊の中でもビスケー湾のバスク人というのは、恐れられていたらしいです。というのを後日こちらの本を読んで知りました。
あとはサンセバスチャンならではですが、どのバルで何を食べると良いか、というのを教えてもらいました。サンセバスチャンではバルをいくつか梯子して、2、3種類のご飯を頼んで、飲み歩くことができます。ホテルでも配っているそうですが、どの店で何を食べるべきリスト、みたいな若干スタンプラリーみたいなことが起きています。

まとめ
街歩きガイドツアーについて紹介しました。プロにお金を払って案内してもらう、というオプションも旅行であるとより楽しめるのではないかと思います。