Donostia San Sebastian

2ヶ月のヨーロッパ旅行、最初はスペイン北部のサンセバスチャンから始まりました。全く知らなかったのですが、ヨーロッパではかなり有名な観光地で、特に避暑地として有名です。「美食の街」として知られていて、最近だとサッカーの久保選手が所属するレアルソシエダの本拠地としても有名です。

アサドールエチェバリ(Asador Etxebarri)、アケラレ(Akelare)、アルザック(Arzak)などの超有名高級レストランから、旧市街にあるバルの名物料理など、とにかくご飯は美味しいです。レストランやバルは他の旅行記にもたくさん記事があると思うので、そちらに任せておいて、私が興味を持ったのは毎年7月1週目に行われる子供向けのサッカー大会(ドノスティカップ)とバスク語です。

ドノスティカップとは

毎年7月の第1週に開催されている、子供向けのサッカー大会です。スペインのサッカーチームが中心ですが、世界中のサッカーチームが集まってきます。この時期はいろんなところのサッカー場で子供がサッカーしていて、中学生クラスだとマドリード選抜などかなりレベルの高いチームも来ています。親の応援も面白くて、それも含めてサッカー観戦が楽しめます。離れた場所で開催されていることもあるので、バスなどの交通費はありますが、観戦自体は無料です。

Donosti Cup - Torneo internacional de fútbol en San Sebastián

決勝戦はレアルソシエダの本拠地スタジアムで行われます。そのため決勝戦の日はスタジアムに無料で入れます。

その他の会場も、基本的には全て最低でも人工芝で、良い場所だと天然芝の場所もあります。スタジアム内には観客席がきちんと整備されていて、屋根がついていたり、小さな店があって軽食が買えるようになっています。アルコールも売っています。地元の方が週末酒を飲みながら子供のサッカーの試合を見て過ごしている、という様子も見られます。

スペインでは多くのサッカークラブがあり、子供達はそれらのサッカークラブに参加します。うまくなるとレベルの高いサッカークラブから勧誘があって、トレードが行われるようです。レベルが高くついていけなければ、少しレベルの低いサッカークラブに移り、そうやって試合に出られるレベルのクラブに流動的に移動するそうです。トレードがある際に、スタジアムに屋根をつけるお金を出して欲しいとか、観客席にプラスチックの席を追加して欲しい、などと交渉することもあるようで、そうやってスタジアムが整備されていくと聞きました。

ドノスティカップには日本のチームも何チームか出場しているようなので、その試合も見るのも面白いかも知れません。

まとめ

最初の目的地サンセバスチャンで行われる、ドノスティカップについて紹介しました。7月最初の週に来る人はのぞいてみると面白いと思います。避暑地なので、7月、8月はベストシーズンだと思います。

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